商品として制作するようになってからも、お客様の所で生地の弛みがおこらないように、沢山の針を打ちました。針で直線が出来てる位にです。
は制作中も微妙なズレが気になって、何度も何度も打ち直しするのがあたりまえ。更に、数日放置して緩みを探して打ち直しもしていました。20キロ茶箱1つに針を1箱使いきったこともありました。
でも、あるとき
[お客様の物に針で沢山の穴をあけてしまって良いのだろうか]と思うようになったのです。
創作茶箱は何度でも生地を張り替えることができます。生地をはがして素茶箱になったとき、針穴がいっぱい開いているなはちょっと…
ならば
[針を打つのは最小限にしよう]といくつかの新しい工法の試作を始めました。
このスツール茶箱の針は最小限48本です。ステーや丁番、キャスターのネジは減らせません。
この茶箱は完成して220日。毎日盖の開閉をし、時々座っても使用していますが、
今のところ、弛みなどみられません。
この工法は、今はまだ自信をもって皆様におすすめできるところまでは確立出来ていません。
[5キロ茶箱で針80本]で皆様にお伝えできるよう準備中です。もう少しお待ちください。
もちろん、沢山の針穴が気にならない方には従来通りの工法でお伝えします。作業も簡単だし、安心感あります。
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